独学でITパスポート試験に合格するための方法

学び

社会人として、知っておいた方がよいIT知識を体系的に学ぶ事ができるのがITパスポート試験で、合格率は約50%程度です。IT系の方は上位資格の基本情報や応用情報に進むための橋渡し的に受験する方も多いと思います。非IT系の方は会社から取得する事を望まれている事もあると思います。

【勉強期間】3~4ヶ月 (平日1時間 休日4時間)

1ヶ月で約60時間なので、約180時間~240時間です。(※IT系の方はもっと短くなると思います。)

無理のない計画なので少し時間が多いと感じる部分があるかもしれませんが、誰でも合格でき確りと頭に残るので、ビジネスで応用できる知識を身に付けるという意味では適当量だと思います。ただ、資格合格のみを目指す方には負担がある計画なので、短期合格の計画を進めてもらう方がよいと思います。

【短期合格】2ヶ月 (平日2時間 休日8時間)

1ヶ月で約120時間なので、2ヶ月で240時間です。(短期間で一気に仕上げれます)

注意点:4カ月以上かけてダラダラとやるほど範囲は広くないので、期間内に確りと頭に定着させて忘れない内に受験する事をおすすめします。

【テキスト】いちばんやさしいITパスポート試験合格の教科書(SBクリエイティブ)

ITパスポート試験に出る範囲を確りと抑えている。ただ、最新のIT用語など一部載っていない用語もあるが、十分に合格できる内容の参考書です。チャプターの終わりに確認テストがあり、知識の定着にも繋がる様に工夫されています。確認テストの解説も詳しく。用語の意味を理解し、英語の略語などを覚える。四択の問題の意味を全部答えれる様になれば、新しい問題が出た時にも対応できます。

【問題集】ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集(技術評論社)

全6回分の600問が載っています。テキストと同様で解説が詳しい。これを確りと何周も回す事で合格ができる実力が付きます。テキストと同様で四択の問題の意味を全部答えれる様になれば、合格点を余裕でクリアできると思います。解答の選択肢を覚える事はやめましょう。用語と意味の理解が合格への最短距離です。

注意点:最新のテキストや問題集を手に入れて下さい。最新の用語は最頻出です。

【目標】テキストと問題集を5周

上の図より、まずテキスト1周目を読みながら確認問題を解きます(約25時間)。

テキスト2周目になると理解が早くなり1周目より早く終わると思います。テキスト2周目と並行して問題集1周目を始めましょう(20+24=約44時間)。

テキスト3周目と問題集2周目(15+22=約37時間)。

テキスト4周目と問題集3周目(12+20=約32時間)

テキスト5周目と問題集4周目(10+18=約28時間)。

問題集5周目(約16時間)

学習時間の合計は約182時間です。もっと時間を短縮できる人や、もう少し時間が掛かる人がいると思いますので、4カ月で180~240時間を確保できれば合格の可能性は高いと思います。確りと学習をしていると、問題集3周目を終える頃には、過去問で8割~9割取れる様になると思います。早期合格を目指している人は、この時点で受験してもギリギリ合格できる実力はついていると思います。一発合格を目指している人は最後まで仕上げる事をおすすめします。

注意点:まとめノートなどは作らない方が時間の節約に繋がります。私は作ってしまいましたが、ほとんど見ませんでした。また、時間も掛かりました。3周以上しても覚えれない用語はスクショしていつでも確認できる様にした方が効率がいいです。

【受験戦略】非IT系の人は疑似言語に時間が掛かるので、最初から捨てておくのも戦略としてはありだと思います。ただ、簡単な疑似言語は理解しておくと時間が余った時に得点できる可能性が高まりますのでサラッと読み流しておく程度には触れておく。また、120分最後まで諦めずに完全燃焼して下さい。CBT試験なので、CBTの試験の概要を把握しておくことも大切です。

【受験申込】過去問を3周目を終えたら、受験申込をしましょう。申し込むと合格に意識が集中し、受験日までよりラストスパートが効果的になると思います。

【試験当日】過去問で間違えたところを最終確認し受験しましょう。自分が頑張って来た事を信じて最後まで諦めずに頑張る事。試験終了と同時に点数が表示されるので合否がすぐに確認できます。

【最終更新 2024/8/13】

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